PBRで株の割安度を図る

株の割安度を判定するための方法の一つとして、

PBRで株の割安度を図る方法があります。



PBRは、株価純資産倍率といい、Price Book-value Ratioの略称です。



そして、PBRは、資産からみて株の割安度を計算します。

次の計算式でPBRを計算します。

① PBR(倍)=株価÷1株あたりの純資産

② 1株当たりの純資産=純資産÷発行株数

これらの計算式を使用し、PERの数値を計算していきます。



そして、このPBRが計算される意味は、会社の解散価値を示して

います



会社の解散価値とは、仮にある企業が事業をやめた場合、

借金などの負債を清算したあと手元に残るお金のことです。

また、PBRの数値が1倍であれば、理論上は株価と同じ金額

が返ってきます



つまり、PBRの数値が、1倍以下であると、資産からみれば

株の割安度が高いと言えるのです。



しかし、PBRの数値が0~0.1倍など極端に下がっている場合には、

注意が要ります。



それは、企業が倒産寸前で株価が下がり過ぎている可能性

があるからです。

それらを踏まえた上で、PBRを有効的に使ってみましょう。