株を買うときは、証券会社に注文して買います。
成り行き注文は、値段を相場の成り行きにまかせる注文です。
そして、買い注文を成り行きで出した場合は、売り注文の一番
安い値段から順に買うことが出来ます。
つまり、「いくらでもよいからその株を買いたい」といった値段を無視
して買うことを優先した注文です。
また、株取引は、時間優先の原則なので、ある企業の株を買いたい
株主が多ければ、株の注文を早く出したものが勝ちとなる世界です。
しかし、この成り行き注文で株を買う場合には、注意が必要です。
それは、企業の株取引が少ないときです。
どういう事かというと、企業の株取引が少なく売り注文が少ない
場合は、案外珍しくありません。
すると、その企業で売られている株が予想していた株値
よりも高い値で買ってしまうことがあるということです。
その為、株を買うときは、板情報や企業の株取引状況が
どうなっているのかをよく確認し、注文出すことが大切です。
また、これらのことを「チェックする癖をつけること」は自身の
投資家レベルを引き上げることにも繋がりますので、上手く
使いこなせるようになりましょう。