「証券会社で口座を開いたもののどの企業に投資すればいいの?」
といったことが初心者から出そうなので、まとめてみました。
まずは、段階を追ってあなた自身の投資レベルを上げていくことを
オススメします。
そこで、以下のとおり説明しているので、段階を踏みましょう。
① 日常生活とかかわりのある会社から選ぶ。
これは、あなたが普段利用しているコンビニや銀行などの企業の
株を選んでみるということです。
具体的な例を挙げると、セブンイレブン、ローソンなどといった
コンビニの名前で誰もが聞いたことのある企業の株を買ってみる
とか、あなた普段利用している銀行の株を買ってみるなど、私たち
が普段何気なく利用している企業の株などを買う選択肢に入れる
ことなのです。
しかし、この普段聞きなれている企業の株には、弱点があります。
それは、有名なだけあって、企業規模が大きいので、これからの
成長力に期待できないということです。
そこだけを除けば、初心者にとっては、手が出しやすいといえます。
もちろん、大手企業なので、「安定力」がありますので、簡単に潰れる
ことはないでしょう。
しかし、大手企業といえども、「いつ業績が悪くなって」、
「いつ倒産するかは分からない」ので、しっかり、企業の業績を確認
しておく癖をつけておくことはしておきましょう。
② 推奨銘柄の株を買ってみる。
推奨銘柄は、マネー雑誌やテレビ、インターネットで押されている
企業の株を証券アナリストや株式評論家の人達がメディアを使い勧める
ことをいいます。
そして、推奨銘柄の株を買うという選択肢に入れることです。
やはり、プロが推奨する銘柄ですので、何らかの意図が
合って勧めています。
なので、買ってみるのもありです。
しかし、推奨されたからといった理由でそのまま鵜呑みにして
買うことはお勧めできません。
ですから、必ず、買うときは、自分の中で、考えるというフィルター
を通してから買ってください。
そうすることで、あなた自身の投資家としての力がついてくるからです。
③ 条件つけて会社を絞り込む。
証券市場で売られている上場企業の株の数は、かなりあります。
その数は、約4000社です。
そこで、その株の数を条件をつけて、絞り込む作業が必要となり、
それをスクリーニングと呼びます。
スクリーニングを行う具体的な作業は、株の金額や月など条件を
つけることで絞り込み、さらに、会社の業績、配当利回り、売上や
利益の伸び率、割安度を図る指標などを使います。
この作業を行うことで、あなたが欲しい株を探し出すことができるのです。
④ 会社四季報使って会社の分析をする。
会社四季報は、約4000社の上場している企業の事業内容や
最近の業績や今後の見通し、株主の構成など投資に必要な情報が
コンパクトにまとめられています。
そして、年4回発行されており、辞書のように分厚い本で2000ページ
以上あります。
⑤ 投資家向けの情報を見て会社の分析をする。
企業のホームページにいき、投資家情報やIR情報などの項目を
見てください。
そこには、会社が公式に発表した情報がたくさん載っており、
その中でも、会社のビジョンを示す企業理念や売上や利益など
会社の現状を示す決算情報があります。
それらの情報を通じて、投資に必要な情報を読み解き、
会社の分析をしましょう。
以上の項目を段階に踏んでいき、あなた自身の投資家に
必要なレベルを少しずつ上げていけるようにしていくことです。