手数料で損をする

株主は、株を買うときや売るときに手数料を払います



それは、誰に払うのかというと株の売買を仲介してくれる

証券会社にお金を払います

私達は、直接株式市場で株の売買の取引きを行うことが出来ないので、

証券会社にお金を払うのです。



現在では、インターネットが普及してきているので、気軽に株の売買

をすることができますが、昔は、インターネットが普及していないので、

証券会社の営業マンとマンツーマンでやり取りすることで、株の売買を

していました。



そして、そのやり取りにかかる手数料として、1回当たり5,000円以上

かかる時代でした。

これは、証券会社の営業マンにかかる人件費が手数料に含まれていた

からです。



しかし、インターネットの普及によりネット証券というものが台頭

してくることで、私達は、わざわざ証券会社の営業マンを通して、

株の売買をすることがなくなりました。

その影響で手数料が下がり、今では、1回当たり150円程度で

株の売買をすることが出来るようになったのです。



もちろん、昔に比べれば、手数料は遥かに安くなりましたが、株主で

あるならば、手数料はコストであるという意識も忘れてはいけません。



また、少しでも手数料を抑えるという意識は、株取引を続けるに当たって

じわじわと影響を与えてきます。



そこで、手数料を安く抑えるには、2点あります



それは、手数料の安い証券会社を選んで取引きをすること

取引回数を減らすことです。

その中でも、特に、取引回数を減らすことが重要であり、

手数料の節約に繋がります。



例を挙げると、長期投資で株を持ち続ける場合が当てはまります。



この投資方法は、頻繁に株の売買をしないので、手数料が必然的

に安くなります



一方で、手数料を中々節約できない投資スタイルがあります。



それは、短期売買を行う投資法です。



この場合は、株の短期売買で株を何度も買ったり、売ったりしてその

都度手数料が発生してしまうため、手数料を節約するのが中々難しい

のです



そして、この投資スタイルでは、1回当たりの手数料で取引すると手数料が

どんどん積み重なっていくこと最大の問題なのです。

しかし、こういった投資スタイルに対しても対策はあります。



それは、手数料を定額制にすることです。



幸いにもネット証券には、手数料を定額にするサービスが存在するので、

株を短期売買をするのであればどんどん利用することです。



このことを踏まえた上で、自分がやっている投資スタイルが、

手数料で損をしていないのか」ということを一度考えてみる

キッカケにするとよいでしょう。