株取引は、通常、証券取引所が開いている時間帯で取引が行われています。
特に、株式投資においては、時間が限られており、1日の取引き時間が、
9時~15時の間だけ行われています。
そして、前場と後場の時間帯でしか株取引を行うことができません。
そこで、PTSという取引を使うことで、証券取引所が閉まっている時間外
でも取引を行うことができます。
そして、PTSとは、「私設取引システム」とも呼ばれ、時間外取引が可能
になります。
また、PTSの実態は、東証などの証券取引を通さずに、証券会社のネット
ワーク内で取引を完結させることができるもので、証券取引所が閉まった
後でも、株取引をすることが可能になります。
さらに、PTSの利用に向いている方がいます。
それは、平日、忙しいサラリーマンのような方です。
なぜなら、平日、忙しいサラリーマンは、なかなか株取引をする時間を
作ることが難しいからです。
そこで、このPTSを利用すれば、平日、忙しいサラリーマンでも株取引を
する時間を作ることができます。
あとPTSを利用するにあたっては、メリットとデメリットが存在します。
最初にPTSのメリットを上げます。
① 証券取引所で取引される株価よりも有利な株価で取引ができる
可能性があること。
② 株式市場が動いている時間帯もPTSを利用できるので、2つの株価を
比較しながら、どちらかに有利な株価がついている方を選んで取引ができる。
③ 取引手数料が安い。
最後にデメリットをあげると、証券取引所を使った取引に比べると、
PTSを利用する参加者が少ないため、取引自体が成立しにくいことが
あります。
これらの取引を考慮したうえで、株取引の幅を広げていきましょう。